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黒猫にゃんコラム

以前に出会った黒猫について

 舞台は以前の職場。 仕事内容はこの際どうでもいいが、 私がそこで働く事になった初日に出合った1匹の猫のお話。







 その会社には半野良の黒猫が飼われていた。 漆黒のような全身真っ黒な毛並みの中に、目だけが黄色く爛々と光っていた。
 この頃は既に黒猫が大好きだったので (あはぁ〜くろにゃんだぁ〜!!)とそれだけで、この職場で良かったと思えた。 今にも肉球をクリックしたい!!  が、初日とあって自己紹介やら、仕事説明で大忙し・・。 すぐに仕事が始まった。


 それから1時間くらい経っただろうか? 慌しく慣れない仕事をしていると・・足に違和感が・・・



見ると黒猫が私の足の上を、わざわざ・・踏みながら歩いている。。(=ω=;) 

  しかも両足とも・・・・・・・・( ̄∇ ̄;)










 きっと、














 「よぅ、新入り!!あたしに挨拶も無しとはいい度胸だニャア?」
とでも言いたかったんだろう・・・・。






確かに、挨拶の暇も無かったので昼休みに丁重に挨拶をして、彼らにとって高級食材であろうエビフライを献上しておく。



 その黒猫は女の子で「ハナ子」という名前。 通称「ハナちゃん♪」
なんとも氏名記入欄の見本にでも書いてありそうな、なんのひねりも無い名前・・・きっと苗字は「山田」に違いない。

 聞くとそのハナちゃんは、新人いびりというか・・見慣れない人の足を踏んでまわる癖があるらしい。 なんとも無礼な癖ではあるが、かわいい♪ その当時の私から見れば新人をいじめるようにしか思えないが・・・。


 彼女は、まだ新入りである私には名前を呼んでも耳しか動かしてくれなかったが、数日ほど経つと敷地内を牛耳る「ハナちゃん」も私に気をゆるしてきた。さすがに「さん付け」はしないが名前を呼ぶと振り向いてくれるようになる。

 振り向くしぐさの可愛さに味をしめた私が仕事をしていると、背を向けて座ってるハナちゃんを発見!!早速呼んでみる。


「ハナちゃ〜〜ん♪」

 嬉しい事にやっぱり振り向いてくれた!!
















・・・














舌を出したまま「べー!」っと 思いっっきり!あっかんべーをされた。。。

むうぅぅ・・まだまだ馬鹿にされている・・・・( ̄□ ̄|||







 職場で猫というのも珍しいかもしれないが、彼女にも存在意義がある。そして猫としての任務も・・・。





〜〜ハナちゃんの主な仕事はこうだ。〜〜








1・喰う
2・寝る
3・縄張りのパトロール


この三つは猫としては当たり前。 まだある。
















3・ネズミ捕り
会社がエサと引き換えに委託しているお仕事。彼女は華麗なハンターでもある。







それと














4・新人いじめ
(ただの趣味とも言える)




 仕事にも慣れた頃、ハナちゃんの世話係をおおせつかる。 半野良に近い自由人の彼女にはエサと水しか世話は必要ない。 腹が減れば仕事もかねてネズミを獲る優秀社員! 顧客である「ネズミ」を1件取ってくれば、たちまちボーナスの「猫缶」が支給。 たまにふらっと無断欠勤が目立つが業績はトップクラスだ。

 私がエサ係りになると、彼女は私の足を踏まなくなった・・・・。 『むにっ♪』っと言う感覚がまた嬉しかったのだが、彼女の中で私は昇進したのだろう。

 それからしばらくして、仕事が変わりハナちゃんともお別れになってしまった・・・・。 その後、会っていないが、未だに『猫に足を踏まれる感覚』が懐かしく、猫を見るたびに足を出してみるが誰も踏んでくれない。

もし、あなたの周りで「人の足を踏んで周る黒猫」がいたらハナちゃん一族に違いない。

あたしに足を踏まれたい奴はここ!⇒
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(残念ながら・・画像はハナちゃんではありません。)